アイドルに初めて時間を使ったはなし
そもそもアイドルライブやメイドさんのお仕事をする環境でバイトしていたので、可愛い子は大好きだった。
同性愛とかじゃなく、自分より年下の青春時代を走っている不特定多数の女の子と知り合うことって人生でなかなかないと思うし、自分の青春時代がなかったので純粋に見てて楽しかった。羨ましいとかもあるけど、それ以上に自分自身で見れなかった世界をその子を通して見てた感じ。
たまたま、Twitterでアイドル好きな人のツイート見て、女性無料ライブあるの知って、そのフォロワーがライブ見てるとこ見たいなっていう思いで行った。
(関係ないけど、結局フォロワーは寝坊してライブに行けなかったらしく草。)
で、そのライブの主催ともう1ついいなって思ったとこがあったけど、初めてお客さんとしてライブ見て、アイドルの現場とかファンとか知らなくて出来上がった雰囲気に通える気がしなかったのだ。
そこで、いちごをとりあえず次の現場も見るかと通い始めた。
完全に偶然。(初めてのライブもそらちゃんばっかり見てた。)
そこからは純粋に楽しくて一人でも自由に楽しんでた。
ゆりかちゃん卒業に関しては、動員が少なく特典会も楽しくなさそうな日は多かったので卒業を聞いても予想内だった。
寂しい気持ちもあったが本人が決めたことだし、今より上の環境を見たことある人間が、前回のスタートラインより下のところから頑張るのはしんどいだろうなとも理解していたから。
不安だったのは残されたメンバーで、有名になりたいという気持ちが高そうなねねちゃんと、多分ゆりかちゃんありきで入ったんだろうなって感じてたりおんちゃんだった。
卒業公演すごく楽しくて、紙テープめっちゃきれいで最高だって思った。
1点だけ涙が引いたのは「二十歳になったらアイドル引退を考えてた」この言葉だった。
何か辞める理由はいると思う。
例えば!だけど本気で売れないことが辛くて思ったより動員できない現状が辛いアイドルが「動員いない現状に満足できないし、これ以上頑張ることが辛いです。やめます」なんて当然言わないわけで…
でも、「二十歳で引退を考えていた」の理由に引っかかってしまった。
じゃあ、立ち上げたときに1年半程度で引退する上でグループ立ち上げしたの?って。本当に上記の理由であればメンバーも止めない。(そもそもそんな大事なこと立ち上げから決まっていれば事前に説明してメンバーと一緒に卒業までの予定を決めるだろうから。)
まぁ、すごく悩んで辛い思いをしての結果だろうなとはわかっているので責めるつもりも何も無いです。
こういう結果になった原因って誰のせいにするの良くないかもしれませんが、個人的には売り方とかコンセプトとかふわっとしてたんじゃなかなって素人目にはそう見えました。
(ココらへんは後述します)
ねねちゃん卒業も、上記で懸念もしてたので残念だけど予想内だなという感じでした。
不安だったのは歌。
圧倒的に声量が足りなかったグループだと思います。
ボーカルメンバー以外の3人が自分の声や歌に自信がなかったことを特典会やライブ中の発言で見て取れたと思います。
主ボーカルが抜けて歌わないと行けない今後の対バンが心配でした。
この頃になってきたときに、仕事のことや他人同士のノイズが面倒で足が遠のいていた時期でもありました。
「人に迷惑をかけず、他人を気にして嫌になるより自分が見たいように見よう」という考えだった私。
当時、急にアンチ?みたいなのが出てきて私自身もなにか言われたようです。
叩かれて当然だなことは陰口言われてのはありえることだし。
でも内容は「そらみに必死すぎキモい」そんなんだって聞きました。
(他人から聞いたのでオブラートに包まれたのかもしれません。)
推しだし、推しにお金使いたいと思っているので列に人がいなけりゃ回します。
そらみちゃんの列が混んでる日は、1回だけにして次回に回そうとか、個人的にできる限り他の人にも気を使ってたつもりでした。
でも、こういう悪口に耐えれない人や、煽りに乗るひと、その相談を受けたり、いたるところで見聞きすることがどんどん面倒になっていました。
2人卒業後も見るからに暗く、たまに焦っているようにも見えるメンバーを見ていられない、楽しみにして見に来ても心配になって帰宅することや、行かないと行けないのでは?みたいな謎の考えになることが出てきて純粋に楽しむが難しかったです。
で、解散発表日は久々にライブに行っていたので直接発表を聞けて、他のファンの気まずそうな雰囲気を感じましたが、そんなタイミングが悪いときでも言わなきゃ潰れるような感じだったのかなって思っています。
ファンと作っていく現場はファンにとっても嬉しいことでしょうが、大きなところはまず運営がちゃんと考えて、考え及ばなかった部分のみ意見を取り入れるべきだと考えます。
そのためにも、そもそも「プロデュサーの名前だけが独り歩きしただけ」のようなものでなくある程度固まったコンセプトやメンバーひとりひとりの強みを出してほしかったなって。
ダンスはそらみちゃん。
かっこいい歌やハモリ、中性的ビジュアル面はさなちゃん。
圧倒的ビジュアルと、スルメキャラなみゆちゃん。
不思議な妹キャラのりおんちゃん。
ボーカルとノリの良さが最高のねねちゃん。
プロデュサー以外にも推せるべきものはいっぱいあったのに、1人の力で最初を軌道に乗せようとしたのでは?と思ってしまいます。
特にさなちゃんのラストライブ本当にかっこよく歌っていて、泣きそうになりながらもこらえて歌いきったところもメンタル面でも本当に強いことを感じました。
ちょっと思ったのはさなちゃんの声質にあった曲が少なかったようにも思え、最近のライブどんどん声が出ていっていたので、もっと聞いていたかった、別の曲も聞きたかったと思います。
特典会ではコアなファンはいるのにうまく回せず損してそうって日もいっぱいありました。
やっぱり好きだから時間守れないファンだったり、アイドルも嬉しくて長引いちゃう!はあるけど、本当にそれが他より多い現場だって思いました。
また、すべての特典を分けることでランチェキ販売している分一番多くなるだろうサインの時間が足りないことが多いことも気になりました。
みんなのチェキが終わらないとサインに行けないから暇になるメンバーが多く、特典会のファンの差が多いときのメンバーが隠しもせず暇そうにつまらなさそうにしている図はお互いのためにも良くないなって思いました。
素人目の話なので多分そんな簡単なことじゃないだろうと思います。ただ、そう思ってましたっていうだけです。
最後に。
これは誰が悪いかの話結局は運営がすることだと思います。
ただ、売れなかった原因に関して1つ言えることは「ファンの支えが足りない」これに関しては誰も言っちゃいけないと思います。
ファンに支えさせようとするのもアイドルのお仕事だし、現場に行っていたファン達(特に毎回通っていた人たち)にとっては、こんなにも来ていたのに足りないってどういうことだって話です。
自分の支えが足りないと思うのであれば「ファン」という総称を使わず、自分がもっと行ければなどの言い方にしてほしいです。
私は支え足り無いと思ってはいませんし、後半ライブ行けていない私のせいで卒業になっただとも思いません。
アイドルのために生きていませんし、笑顔にしてもらう分をチケット代や特典会でできる限りで行ったつもりです。
よくこの話は喧嘩になりますが、人に迷惑をかけない前提であれば「お金を使うオタクのほうが圧倒的に偉い」と思います。
わざと極論な言い方をしていますが、無料のTwitterでリプだけ送って遠いからライブに行けない人。悪いとは言いません。
ですが、その人が言っている人に対して「俺も近ければいくのに。お金使ってるからって偉くない。ファンは平等だ。」なんていうのは違うのかなと。
逆に金使ってるファンは、使ってないやつを煽っていいかって話ではないですが、アイドルが平等にTwitterで扱うのはいつか遊びに来てくれるかもしれないからです。
「あなたとのTwitterが楽しいの♪」なんて数%も無いでしょう。
卒業のときに唯一炊いちゃってTwitterにもツイートしてしまった内容の言及です。
素敵な時間をありがとう。
みんなの良い部分を伸ばすことは、アイドルじゃなくてもきっとできることです。
今まで楽しませてくれた6人のメンバーみんなが自分の道でまた輝き、笑顔で過ごせることを願っています。
ぼっちで見てたこんなよくわからん私に、話しかけてくれたヲタもありがとう。
楽しいライブをセッテングしてくれた運営さんもありがとう。
新しいいちご。
前のいちごに引っ張られることなく、新メンバーの新しいいちごを作っていってください。
誰かのため、誰かのお陰じゃなくて、自分のためと自分の得意で道を作ってください。
そらちゃんすき!!!!おわっり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!